中野区議会平成30年第2回定例会が終わりました

6月27日~7月13日にかけ、酒井直人新区長が招集した初めての定例会が終わりました。

公明党からは3名が一般質問に立ちました。(平山英明幹事長・小林ぜんいち副幹事長・久保りか議員)

一般質問や委員会での質疑では、酒井新区長が公約を前面に出しては今までの区政を変えようとする言動が見られました。

変えるのであれば、どう変えるのか、いつ変えるのかについて中身をしっかり精査したいと思い、様々質問をしました。

しかしながら、結局、今定例会では、あまり詳しいことはみえず、区長からの議案の提案も通常通りのものしかなく、争点となった部分については、すべて次回への「持ち越し」となりました。

以下、酒井新区長が前田中区政で進めた政策ストップの項目です。

(内容については所信表明参照)

http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/101500/d025867.html

 

議論や答弁は、私なりに端的にまとめたものです。

議事録については、1か月以上かかるため、速報としてお伝えします。

 

●中野区基本構想、基本計画、(基本計画を基にした10か年計画)は見直す

 理由

現在の基本構想改定時は、区民ワークショップやシンポジウムが開かれていないので広範な区民の議論を経ていない、とのこと。

区民ワークショップや基本構想審議会をはじめ、多くの区民の皆さんと意見交換を重ねて、次の時代の中野を思い描いていく、とのこと。

 議会での議論

★基本構想の何をどう変えたいのか?

答弁

⇒明確な答弁なし

 ●中野駅北口エリアいわゆる区役所・サンプラザ地区の再開発は再度検証し議論する

 理由

集客交流施設としての最大1万人収容のアリーナについて検証する。1万人のアリーナの整備・運営に伴う様々なリスクや区の将来負担についてもシミュレーションする。データに基づいて、あるべき施設の規模、用途、スケジュール等について丁寧に議論していく。

 議会での議論

★ということは、積み上げてきた北口エリアの開発はすべて無くなるのでは。開発のためにJRと共同で考えてきた、中野駅新北口の改札・南北自由通路・北口駅前のための都市計画変更も遅れることになるのでは。民間活用で財源を生み出して区役所新庁舎を建設することになっているがその財源はどうするのか?

答弁

⇒新北口駅前の都市計画変更には影響が出ないようにする。区役所は建てる。財源はこれから検討する。

 ▼区長記者会見質疑応答(中野区ホームページ)より サンプラザキャプチャ.JPG

●区立保育園の全園民営化をやめて一定程度公立のまま残す

 理由

区立園は、区が運営ノウハウを保持し、民間事業者に対する適切な指導・評価を行うために必要な施設であると考えている

議会での議論

★一定程度残すというのはどの程度なのか。すでに計画が出て事業者を決めたところ、募集をかけているところについても中断するのか。

答弁

⇒これまで進めたところではなるべく影響が出ないようにする。

 定例会中のある日、すでに事業者募集を開始していた仲町保育園、大和東保育園についての事業者募集をいったんストップした。

区では中野区HPに、「※本園の事業者募集については、一時中断しております。区では民営化を順次進めておりますが、今後の区立園の方向性について検証しているところであり、民設民営化、もしくは区立園の存続を決定したわけではありません。」と書き込みを加え、大騒ぎになった。子ども文教委員会でも質問があり、混乱をまねいた

これを機に、当該園保護者を中心に「拙速な民営化反対」との署名運動がおこり、民営化ストップへの期待が高まっている。

 ⇒これについては、7月30日の子ども文教委員会で再報告するとのこと

▼区長記者会見質疑応答(中野区ホームページ)より 

 民営化キャプチャ.png

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●平和の森公園再整備第2期工事(草地広場側)はストップしたい・・・

 理由

300メートルトラック、バーベキューサイトなどの必要性についてもう一度区民の意見を聞きたい。(反対する区民が多かったようだからとのこと)

 議会での議論

★工事の契約については、予算の議決という手続きを踏んで決まったことである(自・公・民・無が賛成)が覆すのか。

300メートルトラックについては、必要性もあるのでは。トラックを作ったからと言って区民が使えなるわけではなく、公園面積も広がる。すでに工事会社に契約をして進んでいるも※のであり、違約金などが発生した場合はどうするのか?

※第1期工事は始まっており、1期2期ともに契約は済んでいる。(2期工事は本年10月からの予定で進んでいる)

 

答弁

⇒多少の違約金はかかるかもしれないが最小限に抑えられるよう工夫し、早めに判断する。

 

●哲学堂公園の再整備計画はいったんストップ

 理由

利活用のビジョンをもう一度立ち止まって議論し、そのビジョンに基づいて、駐車場や学習展示施設、管理棟の必要性や規模について判断したい。

 議会での議論

★中野駅~新井薬師~哲学堂・みずの塔など一体的な観光拠点政策もやめてしまうのか。国の名勝指定もやめてしまうのか。

答弁

⇒明確な答弁なし。

 ●すこやか福祉センターを4カ所から8カ所へする構想はいったんストップ

(この構想は、今年3月に区より示され地域にも説明されたばかりだった)

 理由

すこやか福祉センターの機能を強化するが、一方で、今後の地域包括ケアシステムの構築に合わせて、すこやか福祉センターの8か所整備の考え方については再検討する。

 明確な方向性は示さないまま、5月に計画として発表された、中部すこやか地域の5か所目のすこやか福祉センター(中野5丁目の地球温暖化オフィス跡地)はいったんストップ、6カ所目の鍋横すこやか福祉センターもいったんストップと、口頭報告のみ。

 議会での議論

★計画の詳細を地域にも報告済の2カ所をいきなりストップするだけで、なんの方向性も示さないのはあり得ない。再検討だけでは全く分からない。8カ所ではなく4か所のままにするのか。強化というのはどのような強化をしたいのか?

答弁

⇒ (地域支えあい推進室長の答弁) 区長の公約のため、大至急検討しなければならないが、現在「見直しする」ということだけで、まだ内部での議論ができていないためこれ以上の答えはできない。

 

  

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