キッチンカ―の移動式子ども食堂(LLPさん)が始動!!

2020年9月を第一回目として、佐々木かおるさんの「こども食堂LLP」さんが立ち上がりました。

コロナ禍の6月頃に「子ども食堂を立ち上げたいが何も分からずどうしたらいいか」とのご相談を受けました。

開催場所も特に決まってはいなく、団体や資金があるわけでもなく、ボランティアさんもいない中、一人で自分の仕事であるオフィス街でのキッチンカ―によるお弁当販売のノウハウを生かし、車を置く場所と電源さえあればできるので、まずは自腹でやりたいとのこと。

「かなり無謀な?!」と感じつつ、中野区ですでに活動されている子ども食堂さんにアドバイスをいただいたり、中野区役所の様々な課に聞いてみたり 試行錯誤しながら、

まずは地元・上高田の公園で一度やってみようと決めて手続きをお手伝い。

これがなかなか大変で・・・。

区では、公園という場所で、これまで地域のお祭りなど以外には、占用許可を取った団体が物品や食品を販売するということは許可したことが無かったのです。

お祭りなどの地域行事ではないけれど、利益目的の販売ではなく、子ども無料・保護者300円という子ども食堂としての慈善活動であることを説明し、地域支えあい推進課や社会福祉協議会などの推薦を取り付け、

2か月ほどかかって何とか許可を得ることができました。

しかしながら、提出する書類は煩雑で、毎回申請のたびに占用料金の支払いを含め、公園課に2回、銀行に1回ほど足を運ばなければならないというハードルの高さがあります。

また、公園が隣接の高齢者会館の入り口を通らなければならないことから、車止めの鍵は高齢者会館の館長さんに毎回お借りしてお返ししなければなりません。色々と役所の縦割りの弊害を実感させていただきました。

けれど、佐々木かおるさんの志は高く、思いは深く、どんなハードルも乗り越えて、自腹でキッチンカ―に子ども食堂用の設備を整え、のぼり旗なども作成し、毎月1回(2021年4月からは毎月2回)の開催をする運びとなりました。

地元・上高田の区民活動センター、町会役員、民生委員さん、高齢者会館の方たちなどに根回しをして、是非温かいご理解をとお話をしました。

開始してすぐに、地域の話題となり、中野区広報課や区長などが見学に来てくださり、上高田地域ニュースにも掲載されたことで、周知が進み、最初の数か月は知っていただくために沢山のお声かけをしていましたが、定着してきたことや、社会福祉協議会の「こどもほっとネット」のカレンダーに開催日が掲載されることで自然と予約がされるようになりました。

多くは、共働きで土日にゆっくりしている子育て家庭の若いママ・パパが来ているようですが、その中に本当に必要としている困窮している子ども、ひとり親世帯の方などが来てくれていることも分かってきました。

ボランティアさんたちは、その子たちをそっと見守り、「何か困った時はいつでも連絡してね」と伝えています。

2021年4月からは、野方児童館での初開催も叶いました。実は児童館という場所での子ども食堂も、ほとんど開催されたことがありませんでした。

児童館という場所は、児童館職員が普段から子どもたちを見ていることから、手を差し伸べるべき子どもを知っていて、効果が高いとも感じます。

コロナ禍ということで、屋外でテイクアウト方式で開催でき、しかも温かい美味しいお弁当が提供されるキッチンカ―は、とても素敵な子ども食堂だと思います。特にこのLLPさんは、化学調味料を使わず、質の良い食材で作られているため安心して食べていただけます。「食育」という観点でも大事なことを学べます。

ひとりでも多くの必要な方に行き届きますように。

みんなで応援したいと思います。

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こども食堂 野方児童館開催 .JPG

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