委員会視察二日目は京都府宇治市公立で、昨年よりオープンした小中一貫教育校、「宇治黄檗(おうばく)学園」を視させていただきました。
中野区などの感覚からいうと、子どもが減っているので、中学校を新たに作るということは考えられませんが、この学園では、中学校は新たに作られました。
よって、昨年小学校を卒業した生徒が今は、7年生(中1)となっており、8、9年生(中2、中3)はまだいない状態です。
小中一貫教育校にすると、中学生には自覚と自信がつき、小学生にとっては身近に次の目標となる先輩の姿がある、ということや、教員同士も連携が密にでき、良いことは沢山あるようです。
ここでも、「絆(きずな)教育」ということをテーマに一貫した教育方針でさまざな試みをされていました。
それにしても、立派な学校でした。校舎は曲線の造り、ガラス張りの教室、校長室までガラス張り。体育館、グランドも2つずつあり、屋上にはテニスコート、プールもあります。
開放感のある気持ちの良い校舎には、なんと、茶室や給茶コーナーという蛇口からお茶が出てくる流し台が!!
さすがは宇治ですね。恐れ入りました。
宇治の町を少し歩いて帰ってきました源氏物語発祥の地。随所にアピールされていました。