最後に、その他の項として1点伺います。

 

 中野区独自の原付等のナンバープレート交付についてお伺いいたします。

 

 先日の一般質問で、我が会派の小林ぜんいち議員からも質問がありました。原動機付き自転車、いわゆる原付のナンバープレートについてお伺いいたします。

 

 今、中野区は四季の都市(まち)をはじめ北口のさまざまな整備が進み、また、企業の移転とともに明年には大学中野キャンパスが開校します。多くの若者をはじめ大勢の方々が中野へやってくるようになります。その中には、新たに中野で原付を求める方もいらっしゃると思います。

 

 初めに、中野区の排気量が50cc以下原動機付き自転車、また、排気量が125cc以下の二輪車等、いわゆる原付の現在の登録台数、年間の登録台数と、また廃車台数についてお伺いいたします。何台でしょうか。伺います。

 

○長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当) 原動機付き自転車の登録台数でございますが、平成23年度末で現在約1万2,000台でございます。この中で、年間の新規の登録台数、これにつきましては約2,000台、また、同じくその年間の廃車台数、これにつきましては2,500台程度ということで、この数年推移しているところでございます。

 

○甲田委員 年々500台の減少傾向にあるということですが、では、中野区役所や警察署、郵便局などでは、保有台数は何台でしょうか。また、20台以上原付を保有している企業はどのぐらいあるのでしょうか。

 

○長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当) 現在、中野区役所では11台保有をしております。同様に、中野・野方両警察署では8台、郵便局が一番多うございまして、中野・野方・北の郵便局を合わせて330台ほど登録をされているところでございます。また、区内の企業のうち、20台以上の多くの原動機付き自転車を保有している会社は4社ございます。

 

○甲田委員 結構多いと思います。そこで、中野区で交付している原付のナンバープレートを、中野区をイメージするキャラクターやモチーフを入れた中野区独自のデザインナンバープレートに変えてはいかがでしょうか。中野を訪れる多くの方をはじめ世界からの観光客からも注目を集めると思います。また、多くの台数を保有する区役所をはじめ警察、郵便局、区内企業の保有する原付に取りつけていただけるよう、積極的に働きかけをしてはいかがでしょうか。

 

○長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当) 自治体の観光資源やイメージ、こういったものをPRするために、独自のデザインによりナンバープレートを作製して、それで発行している自治体、非常に増加しているというところでありまして、一定のPR効果といったようなものは伺っているところでございます。23区内でも実施している区もありますので、今後はそれらの区の状況も調査しながら、検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。

 

○甲田委員 ナンバーの形、キャラクターや図案は、区内にいる有名な漫画家やデザイン学校にお願いする方法もあるかと思いますが、区民の皆さんへ広く公募してはいかがでしょうか。

 

○長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当) 区といたしましては、今後、都市観光ですとか産業振興、そういったことに関する施策なども考慮に入れながら、あわせて検討してまいりたいと、このように考えているところでございます。

 

○甲田委員 ありがとうございます。これからの中野区をアピールするよい機会になると思います。ぜひとも作製と交付を実施の方向で御検討願います。

 

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