品川区「ささえ愛ほっとステーション」事業の視察に行ってまいりました。

品川区では、3年前より、区内に13か所ある地域センターの中で高齢者のよろず相談を承る「支え愛ほっとステーション」をはじめました。現在はモデル的に2ヶ所で行なっています。

身近なワンストップの福祉相談窓口であり、訪問(アウトリーチ)業務もしてくれるそうです。

たとえば、「ひとり暮らしの高齢者から、電気釜の蓋を洗ったらもとに戻せなくなったとの相談にすぐ地域支援員(登録ボランティア)を派遣。要望に応える。」など、簡単なことでも高齢者にとっては難しいこともあります。そんなときすぐに来てくれるというのがうれしいですね。

また、重たいご相談には専門機関の支援につないでくれます。

たとえば「退院後に訪問看護の利用を医師から勧められたが断った。本当に必要なのか」と家族から相談が入る。区の保健センターにつなぎ、直接医師資格のある職員より必要性について説明してもらった。相談者は納得。保健センターには病院から訪問看護を断られ困っていたとの連絡が入っていた」など。

ほっとサービスは、日常生活での簡易なお手伝いを、登録ボランティアが行うもので、30200円だそうです。

ほっとステーションには、コーディネーターさんと事務員さんがいて、そのほかに地域支援員(登録ボランティア)が1か所につき20人前後います。

コーディネーターは、社会福祉士の資格をもっている若者が頑張っているそうです。

若い子が親切にさわやかに相談に乗ってくれたり、実際に困っていることを助けてくれるということで、高齢者の方々からも人気があり、利用者の満足度は高いようです。

これからの地域での支えあいには、このようなコーディネーターのような自らも支援し、行政サービスや民間サービスにしっかりとつないでくれる人が必要だと改めて感じました。

帰りに品川区議会公明党控室に寄ってご挨拶。

この取り組みは、やはり公明党がすすめてきたものだということを伺いました。

記念に一枚撮影させていただきました(^O^)

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