学校公開授業で行っている区立中学校の「赤ちゃんふれあい教室」を視察させていただきました。

中学生が触ったこともない赤ちゃんを抱いてみたりあやしてみたりする体験授業です。

赤ちゃんがとても可愛くて弱い存在であること、お母さん抱かれると全然違った安心の顔をするなど、親子の絆も目の当たりにして、自分自身も記憶にはないけれど、こんなふうに母親に甘えて育ったのかなということを学びます。

総合学習の時間を使い、この中学校では4年前より毎年行っています。

地域の「さくら館」というU18児童館を中心に地域の乳幼児親子のボランティア団体と連携して行っているそうです。

まずは、人形の赤ちゃんで全員抱っこの練習をします。

その後、地域団体に協力してくださった親御さんが赤ちゃんを連れて入ってきます。

グループに別れて、全員が本物の赤ちゃんを抱いてみます。

単に赤ちゃんということではなく、助産師さんによる「いのちの授業」からのシリーズで行っています。

親への感謝とともに、自分自身を大切にする生き方を再確認できる素晴らしい授業になっています。

中野区では、2つの中学校で行っていますが、可能であればぜひこのような取り組みを広げてもらいたいと思います。

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