2月27日(金)の予算特別委員会において、総括質疑にたちました。
テーマは大きく二つ。
1.妊娠・出産期からの切れ目ない子育て支援について
2.障害者相談支援事業について
妊娠・出産期からの切れ目ない子育て支援について
質問
中野区では、平成27年度、私が何度も訴えてきた、産前産後サポート事業(子育てサポートトータルケア)をいよいよ開始します。どんな新規事業・拡充事業があるのか詳細を聞きました。
☆答弁☆
具体的には、新規事業として、
①母子保健相談支援事業
これまでリスクが高いと思われる妊婦への支援だったのですが、、今後は、すべての妊婦の状況を妊娠届、妊婦健康診査の受診状況、妊娠期の各種講座の参加状況によって詳しく把握していきます。
状況が分からない妊婦については、電話等により、状況把握を行ないます。
さらに必要な方に対しては、助産師による面接を経て、産前・産後の支援プランを作成します!
②産前・産後サポート事業
助産師や子育て経験者により、出産、育児不安、母体の健康管理、母乳に関する相談や講座、グループワークを産前と産後に行ないます。
③産後ケア事業
家庭から支援を受けられない方を中心として、助産院等を活用したショートステイやデイケア、あるいは家事支援、育児支援、母親支援を行なう専門的なヘルパーの派遣により、母子への心身のケアと育児サポートを行なう。
障害者相談支援事業について
質問
多岐にわたる業務がある窓口において、障害者相談支援事業所だけでは解決できないような問題については、庁内のどこが担当なのか。
☆答弁☆
すこやか福祉センターは事業者が円滑に業務ができるよう必要な対応をしている。障害者の場合、事業所のみでは対応が困難なケースについてはセンターの職員が対応するとともに、主に身体障害や知的障害については障害福祉分野と連携し、また、障害児については各センターが子ども家庭支援センターと連携して対応している。
質問
事業所の委託について、法改正もあり環境の変化があったが、5年前から仕様書はほとんど変わっていないと聞く。仮に仕様書に不具合が生じている場合にはどこがその見直しをするのか。
☆答弁☆
仕様書は各すこやか福祉センター共通とし、地域活動推進分野が各センターと調整し、見直すこととしている。
質問
事業所の現状について、委託事業者に意見を聞く場はあるのか。
☆答弁☆
事業所のあり方等について意見交換する場は設けていない。今後はそのような場を持つよう検討していきたい。