会派の久保りか議員とともに、竹谷とし子参議院議員の事務所を訪ねました。
今回、産後ケア事業について意見交換させていただきました。
産前産後ケア事業は、国の補助、東京都の補助を活用して、産後の母子がサポートされる画期的な事業です。
中野区では、私たち公明党議員団の強力な提言により、平成27年(2015年)10月より本格実施となりました。
中野区の事業は先駆的として、全国から視察も多くなっています。
なぜなら、サポートの3点セットが揃っているからです。
1.ショートステイ型(母子で助産院などに宿泊してケアを受ける)
2.デイケア型(母子で日帰りにて助産師などからケアを受ける)
3.アウトリーチ型(家庭に支援者が派遣され、産後の母親をサポートする)
この3つ。どれも大切で、その母子の環境に応じ、受けやすいものを受けること(もちろん全部受けてもよい)によって、どれほど産後の肥立ちが良くなるかわかりません。
現代の孤独な育児を支えるため、妊娠期からの切れ目のない支援を推進してきましたが、その最も重要な部分になります。
特に、アウトリーチ型を担う、産後ドゥーラは、プチ助産師・プチ栄養士のような専門的なスキルを持ち、家庭に入っていった時に「これはできない、あれはできない」ではなく、お母さんを助けるためには、家事も赤ちゃんのだっこや沐浴も、上の子の世話も、母親の傾聴も丸ごとサポートしてあげることから大好評を得ています。
そんな現場の声をしっかりと届け、国もさらに使い勝手の良い補助事業にしていただくよう、申し入れをさせていただきました。
今後も現場のニーズと実態をしっかり調査しつつ、ネットワーク力で皆様に喜んでいただける政策を前に進めてまいります。