松が丘にある、「ホームホスピス里の家」を視察させていただきました。
明日から始まる議会で、地域包括ケアシステムについて質問をします。
質問のために勉強していたら、ある二人の方からご紹介をいただき、視察を申し込みました。
同じ高齢者の住まいでも、昨日見た特養ホームなどの施設とは対極にある家庭的な住まいです。
理事長で看護師の富田さんが、理想を追求し何年も努力をされてようやく実現したホームホスピス。介護保険外の施設で、日本財団の補助金を活用されています。
ホスピスというと、看取りをイメージしますが、もっと語源的な意味の温かいサービスを意味しているそうです。
定員5人、平均年齢94歳の皆さんは、ここに来るまではもう看取りの段階かと思われた状態の方もいたようですが、その人に合わせた温かい家庭的な介護で、驚くほど元気を取り戻しているそうです。
皆さんリビングで楽しそうに過ごされていました。
決して安い金額では入れないお家ですが、有料老人ホームに入ることを思えば少し安く手厚いアットホームな介護が受けられます。
これからは、こんなお家が、もっと増え、高齢者の住まいの選択肢として存在感を持っていただきたいと思いました。
今回の質問には間に合わず取り上げられませんが、引き続き勉強させていただきたいと思います。
⚠️注
里の家は、高齢者だけとは限らないそうです。がん、障がいなどの方も受け入れようとされています。
 
 

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