「介護の王国」という、安価で入れる有料老人ホームを視察。
久保議員とともに、新たな形の民間の住宅型有料老人ホームを視察させていただきました。
いつもお世話になっている、㈱アスモの花堂社長(介護サービス事業所連絡会副会長)のご紹介で、横浜までお連れいただきました。
横浜に本社があるインキュベクス株式会社が、本年より住宅型有料老人ホームに訪問介護を組み合わせた「介護の王国」のフランチャイズ型支援提供を開始しました。
「ケアーズ訪問看護ステーション」を通じて、要介護高齢者が低価格ながら安心して暮らせる住環境の整備提供の必要性を痛感し作った老人ホームです。
この事業は、制度による補助金を頼らずに、民間の力で様々な事業連携を駆使することで、極限まで建設・維持コストを削減することで家賃を下げ、介護士の介護以外の雑務を削減することで、介護士の本来業務をしっかりとやってもらうことができ、賃金も質も高い人材の確保ができるということです。
家賃や光熱費、食費は入所者から徴収しますがこれが全部で95000円位(神奈川の場合)。
それ以外の介護、看護は、サ高住と同じように、訪問の介護保険サービスを入れる形で保険内サービスが入るため赤字にはならないそうです。
それどころか、19床のうち半分入所していれば黒字となるとのこと。
それどころか、19床のうち半分入所していれば黒字となるとのこと。
入所者は介護・医療の自己負担分を含めても月12万円くらいあれば生活できます。
中野区でやった場合もう1、2万は高くなるかもしれませんが、それでも特養と変わらない金額で入所できるとは素晴らしいです。
民間事業者がきちんと儲けを出して、介護スタッフも高い賃金でやりがいを持って働いてくれれば、何よりです。
また、介護制度の枠にはまらないので、例えば夫婦で入所や親子で入所という形も作れます。
さらに、重度な障害を持つ方でも、看護師を手厚くつけられる仕組みのため、たらい回しにされてきた障害者の方を入所させることもできるそうです。
民間の知恵は柔軟で素晴らしいですね!
こういった施設が住み慣れた地域に沢山あることにより、安心して人生の最終章を迎えることができますね。
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