中野区役所1階で、性的マイノリティトーク会「中野の仲間❢ 性的マイノリティ」が開かれ、参加しました。
中野区パートナーシップ制度が開始されてちょうど1年。この間、33組の方がすでに宣誓書を提出し、中野区パートナーシップの宣誓受領書を受け取られました。
この画期的な取り組みにより、区内での周知は広がり、差別や偏見は少しずつなくなってきたように思います。
中野区だけではなくその後も多くの自治体が後に続いています。
とはいえ、まだまだ多くの問題点・課題があるといえます。
私は同性パートナーシップ制度を導入する時からかかわってきた者として、きょう、改めて当事者の方たちの体験・説明をお聴きして、色々考えさせられました。
「性的マイノリティの問題とは、性的マジョリティの人たちの問題でもあるのだ」
この言葉には、頭をがつんとやられたような気持ちになります。
ともすると、
「性的マイノリティの人たちを理解してあげて、当事者の人達が差別を受けているのでそのための「支援」をしてあげましょう。」
なんて考えてしまっていた自分がいたことに反省させられます。
憲法にも、「すべての人は法の下に平等であり、差別されない」とあるとおりです。
当事者であり、同じ当事者を守るために日々戦われている5人の登壇者の皆さんのお話がとても素晴らしく心にしみました。
今後、同じ内容のトーク会を繰り返し行って、一人でも多くの方に聞いていただきたいと思いました。
※写真禁止でしたので、区役所を出て裏口にてパチリ。