2月27日、甲田ゆり子は、公明党議員団のトリとして、令和2年度予算(案)について総括質疑をいたしました。

質問項目は以下のとおりです。

1、令和2年度予算案について 

「予算の特徴」について

1 子育て先進区に向けた取り組みについて

◎妊娠期から出産・子育てトータルケア事業について

◎ブックスタート事業について

◎地域の子ども施設利用者のニーズ調査等について

◎子ども食堂・子ども宅食について

◎子育て先進区ということについて

2 安心して地域で暮らし続けられるための取り組みについて 

◎木造住宅耐震改修助成事業について

3 区民とともに進めるまちづくりのための取り組みについて

◎西武新宿線連続立体交差事業と新井薬師前駅周辺まちづくりについて

 2、平和事業について

3、アール・ブリュットの振興について 

4、動物愛護推進施策について

 

質疑内容は、後日ご報告いたします。

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中野区令和2年度予算が3月9日本会議にて成立しました。

財政見通しが不透明な中、かつて財政非常事態宣言をした中野区に逆戻りすることなく、持続可能な区政運営をするために、基金の使い方、起債の仕方、各事業の目標と成果など、多角的な観点からの検証が必要です。

今回の予算に関しては、そもそもの予算の組み方等に対して、緩さや将来見通しの甘さを指摘するため、広報宣伝などの不要不急の新規事業には待ったをかけ、自民・公明共同提案にて予算の修正案を提出させていただきました。修正案部分とそれ以外についても、厳しく言うべきことを言わせていただきました。

その後、さらに、新型コロナウィルスの感染拡大による水際対策や自粛要請などがあり、経済状況は、さらなる悪化が予測されはじめました。

広報などの事業に限らず、経費の削減をしていくことや、感染症拡大に対する感性予防対策及び経済対策には全力を挙げていただくことが何より大切となりました。

このことから、分科会での質疑も鑑み、総合的な判断として、今回予算修正案は取り下げ、以下の意見を付し成立をさせることになりました。(賛成多数で意見付きの予算成立となりました)

予算の執行に当たっては、予算審査の中での指摘を踏まえ、今後厳しさが予測される区財政を鑑み、新規・拡充事業において執行の規模や時期について区民生活に影響を与えない範囲での大胆な経費の削減に努められたい。また、新型コロナウイルス感染症の影響による経済情勢に配慮し、十分に対応できる予算執行とされたい。」

さまざま苦渋の判断はありましたが、どちらにせよ、行政と議会が真剣勝負でそれぞれの役割を果たして区民の皆さまの付託に応えることが大事です。

今後も皆さまに将来にわたり安心していただける区政を目指して頑張ってまいります。

 

 

 

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