2022.7.20

 一般社団法人「り・むすび」さんより、離婚後の子育て、共同養育のお話をお伺いしました。
区の担当職員にもご紹介し、共に勉強させていただきました。
多くの方からの多様なご相談を受けて来られた、法人代表のしばはし聡子さんの確信あるお話は、まさに"目から鱗"でした。

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「共同養育」というと、大方の離婚を考えているご夫婦にはとても考えにくいことのようです。

 離婚したら「相手と関わりたくない側」と、離婚しても「子どもに会いたい側」の対立は、養育費や子どもの奪い合いとなります。

相談支援員さんは、相談者が離婚を考えた時点で、早期に明快な"覚悟"や"選択肢"を示してあげることが大切と感じました。

ご自身の体験から、「離婚しても両親で子育て」「争わずに離婚する方法もある」「夫婦は仲が悪くなったとしても子どもにとっては親は親」「その先の子どもの未来のため、一度は向き合って話し合おう」。という言葉一つ一つに説得力あり。

 また、できれば離婚調停に持っていくのではなく、「ADR(離婚協議・協議の仲裁)」の制度を活用することなども上手く伝えられる相談員さんが増えてほしいとのこと。

 「子どもの権利」「子どもの視点」で考えることが重要という観点から、より良い方向へ進めるための支援の在り方を学び、子どもの権利に関する条例を策定した中野区だからこその今後の「ひとり親支援の考え方」に資する良い機会となりました。
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 私自身もこれまで、「ひとり親支援のあり方を体系化してもらいたい」等々、中野区に様々要望してきました。(令和3年2月26日中野区議会予算特別委員会での総括質疑など)

先日(令和4年6月30日)の中野区議会子ども文教委員会では、「ひとり親支援に係る考え方について」が報告されました。

11 ひとり親家庭支援に係る考え方について (kugikai-nakano.jp)

求めてきた、「ひとり親家庭支援のしおり」をリニューアルするなど、区の取り組みを大きく拡充していく考えが示されました。

今後もしっかりと推進してまいります。

 

「りむすび」さんのホームページはこちら↓

https://www.rimusubi.com/

 

 

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