2022年11月19日
上高田1.2.3丁目周辺地区防災まちづくりの会(平成30年発足)による報告会が開催されました。
この会は、木造住宅密集地域である上高田一・二丁目及び三丁目周辺地区の防災性と住環境の向上や具体的なまちづくりルール等の検討・提案をするために会員募集をし、発足された地元組織です。
これまで4年半にわたり、34回の会合を行い、2回の視察もされたとのこと。
また、会合での検討内容や様子を報告するまちづくりニュースの発行も15回行われてきました。
平成30年に住民への全戸配布によるアンケートを取っていただき、その結果として、
防災上、「道路が狭く、消防車や救急車による救助・消火が困難」、「火事が起きたら燃え広がりそう」、「防災トイレや備蓄品がどこにあるかわからない」、「行き止まりやクランクが多く、避難時に危険」、「老朽化した建物やブロック塀等が多く、地震時に倒壊の危険」との不安の声とともに、その解決を望む声が多く出されました。
このような声や町会・自治会の皆様の意見をもとに目指すまちづくりを検討し、防災まちづくりの目標やルールについて提案をまとめ、今回中野区に提案をされました。
開催案内は、上高田1.2.3丁目全域にまちづくりニュースにて該当地域に配布されていました。
住民の方たちにも様々な影響が及ぶまちづくりのルール等に関する提案ですので参加されなかった方にも知っていただきたいと思います。
区は今後、この提案を基礎としながら地区計画等を策定していきます。
私は上高田に住む区議会議員として、一人でも多くの方にこの防災まちづくりについて関心を持っていただき一緒に考えていけたらと願っています。