公明党議員団が求めてきた、帯状疱疹ワクチンの接種費用を助成する事業が2023年3月にスタートしました。

◆対象は、中野区民で50歳以上の方

◆助成額は、接種費用の約半額を補助

 〇生ワクチンの場合、(接種1回) 4,000円補助

 〇不活化ワクチンの場合、(接種2回) 20,000円補助(@10,000円×2回)

中野区公明党議員団は、国との連携で「地方創生臨時交付金を活用可能」という情報をもとに、いち早く8月に区長に申し入れを行いました。

その後、9月の本会議にて平山幹事長が質問し、私・甲田ゆり子も11月28日の一般質問で取り上げました。

区は、検討の結果、2022年度第7次補正にて議案提出。12月12日の本会議にて可決成立いたしました。

【2022.11.28甲田ゆり子一般質問・原文抜粋】

生涯で、約30%の方が罹患すると言われている帯状疱疹ですが、アメリカのあるデータでは、新型コロナウィルス感染症に罹患した患者が診断後6か月以内に帯状疱疹を発症するリスクが高い可能性が示唆されたとのことです。日本国内においても、罹患者が増えていると言われており、私も最近よく罹患した方に出会います。後遺症の発症率も高く、罹患する事による医療費の出費や労働生産性の損失等を鑑みると、予防が大切であると考えます。

我が会派として交付金を活用してのワクチン助成事業を求めてきたところですが、区として検討した結果、近くスタートする予定と聞いており、英断を評価いたします。

詳細は今後の予算審議にゆだねることといたしますが、23区先行自治体の文京区でも、つい先日、生ワクチンのみの助成から、効果が長いとされる不活化ワクチンも選択できるように変更したと聞いています。中野区も、両方のワクチンを選択できるようにする事が望ましいと考えますが、区としてどのような施策としていくのかお考えをお聞かせください。

【答弁】

〇区では、帯状疱疹の予防及び区民の経済的負担の軽減を目的に、50歳以上の区民の方を対象とした帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成を実施する。

〇帯状疱疹ワクチンは、現在、生ワクチン、不活化ワクチンの2種類があり、接種希望者はどちらかのワクチンを選択いただくことを考えている。

〇また、助成額についてはもそれぞれ接種費用の半額程度を予定している。

 

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