旧中野刑務所正門の移築・修復工事の進捗状況を見学させていただきました。
7月28日から8月5日までの期間で、正門の移動(曳家)を行っています。
正門をジャッキアップし、コロ棒の上に組まれた移動装置に移し、油圧ストロークジャッキで正門東側から押すことにより、西側への移動(曳家)が行われます。(1日に15mほどずつしか動きません)
正門の移動(曳家)後は、移動先において建物自体の修復や建具の復元を行っていくそうです。
下側はガッチリとコンクリートで固められ、それが免震基礎の一部となり移動後に免震装置を設置していきます。
このすごい技は、清水建設とその下で工事を行う間瀬建設さんのアンダーピニング工法とか。日本の専門技術は本当に素晴らしいですね。
正門の元位置や曳家経路上の耐圧盤等の撤去、埋め戻しを行った後、平和の森小学校の新校舎整備工事に着手することになっています。