10月4日の自民党総裁選挙にて、決選投票で高市早苗氏が選出され、自民党として女性初の新総裁が誕生したと今朝の新聞各紙が1面に報じています。

公明新聞では、以下のように掲載されました。

自民新総裁に高市氏選出

自公で政策協議進める/記者団に斉藤代表
2025/10/05 1面


 石破茂首相の後継を決める自民党総裁選は4日、同党本部で投開票された。決選投票の末、高市早苗前経済安全保障担当相が小泉進次郎農林水産相を破り、第29代総裁に選出された。総裁選終了後、高市総裁は、東京都新宿区の公明会館を訪れ、公明党の斉藤鉄夫代表、竹谷とし子代表代行らと会談。自公両党で政策協議を進めていくことで一致した。会談後、斉藤代表は記者団に対し大要、次のように述べた。


 一、会談では、われわれが祝意を申し上げ、高市総裁から「連立協議を進めたい」と話があった。協議に際し、私たちや党員、支持者の懸念事項を率直にぶつけた。

 一、まず「政治とカネ」の問題にきちんとけじめをつけなければならない。与党が選挙で大敗した大きな原因の一つに(自民党の)不記載の問題がある。また、企業・団体献金の規制強化を進めることについても、政策協議の中で明確にしてほしいと申し上げた。

 一、2点目は、靖国神社参拝と歴史認識の問題だ。戦争で亡くなった方に対して敬意を表することは重要だが、靖国参拝は、現実に諸外国との外交問題に発展してきている。わだかまりなく追悼できることが必要ではないかと申し上げた。

 一、3点目は、外国人との共生だ。意欲のある外国人を包摂し、一緒に社会を築いていくことは、日本にとっても必須だと述べた。

 一、理念と政策の一致があって連立政権は成立する。日本維新の会が掲げる副首都構想について、大阪都構想を前提にした議論には疑問を持っていると伝えた。

 一、高市総裁からは「今後の協議で、それらの懸念を払拭したい」との話があり、率直に受け止めていただいた。誠実な対応をしていただけると期待している。

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