●公明党は、2025年10月10日、高市新総裁との3回目の会談の結果、26年間続いた自・公協力に区切りをつけ、連立合意をしないと決め、全国に衝撃が走りました。

前日の9日(木)に、公明党は全国代表者会議を行い、最終的に地方議員の代表の声を集約した結果の結論でありました。

●新総裁誕生の際10月4日(土)、公明党は新・自民党と連立を合意するために政策合意の基本となる以下3つの事に対する答えを待つとしていました。

1、政治とカネの問題

2、靖国神社参拝と歴史認識

3、過度な外国人排斥

●10月7日(火)の党首会談では、2、と3、については一定程度の認識を共有できたものの、一番重要な政治

とカネの問題については、検討するというだけであり、今の自民党執行部が、果たして国民の怒りや失望に対して真摯に謙虚に寄り添っているのか疑問だとの認識を示していました。

●10月10日(金)の会談は1時間半にわたり行われましたが、新総裁からは結局、明快な答えが出ず、基本姿勢に意見の相違がありました。

●私たち公明党は、「政治とカネの問題」については“一丁目一番地”。「クリーンな政治」を党是としています。これ以上、選挙で他党の議員の問題を説明できないという党員・支持者の方々の声を聴けば聴くほど、私たちも反省すべきところは反省し、生まれ変わる思いで出直さなければならないという思いで、決断をいたしました。

●このたび、我が党・斉藤代表は、本当に潔い決断をされたと思っています。

●もちろん、これまでの信頼関係をすべて壊すということではなく、地域ごとに協力できるところは協力をして国民にとって良い政治をするための努力は惜しまないという思いは、公明党の議員全員が思いを共有しています。

●どうか、ご理解を賜りますよう、そして、これまでの以上のご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

★10月11日(土)および10月12日(日)付の公明新聞1面記事を以下に転載いたします。

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