2026年2月8日総選挙を終えて
公明党のいま2026年2月8日の衆議院選挙。
結果は、自民党の圧勝。そして「中道改革連合」は惨敗という厳しいものでした。
いわば
「女性初の総理・高市旋風と強力なイメージ戦略」対「分かりにくい新党名と高齢男性中心の執行部」
という構図だったのかもしれません。
「公明優遇」報道について思うこと
“公明『優遇』火種に”という報道もありました。
私たち公明党の議員や支持者は、これまでご一緒したことのなかった旧立憲の皆さんと初めて一緒に戦いました。
その中で、誠実で温かく、有能な議員が本当に多いことを知り、学ぶことも多く、心から応援してきました。
だからこそ、今回の結果は本当に残念でなりません。
中道は、「選挙のための野合」「互助会」と揶揄されましたが、選挙のためだけなら、こんなにも速く結集し結党できるわけもないと思います。
比例名簿では旧公明系28名が上位に入りました。その結果、小選挙区で敗れた候補が比例復活できず、旧立憲系の当選が21名にとどまりました。このことを心苦しく思っています。
「なぜ公明ばかりが優遇されたのか」という批判もあります。しかし、公明党は政権離脱の時点で小選挙区での勝利は極めて厳しいと判断していました。本来小選挙区に立ちたかった候補も比例に回り、小選挙区候補の応援に徹してきたのも事実です。
公示前勢力167名(立憲系144名・公明系21名)。
それ以上に伸ばすつもりで臨んだ選挙でした。
ここまで敗れるとは、正直、誰も想像していませんでした。
ある政治家がYouTubeでこう語っていました。
旧立憲はハイリスク・ハイリターン、
旧公明はローリスク・ローリターンを選んだ。
理屈では理解できます。
しかし、割り切れない思いが残るのもまた人の心です。
それでも1043万人の「中道」
比例では、全国で1043万人が「中道」と書いてくださいました。
誕生からわずか5日で公示でした。
生まれたての政党にここまで応援いただき感謝申し上げます。![]()
結果は自民党の約半分。
つまり2対1の構図です。
しかし小選挙区では惜敗が続き、最終的な議席数は自民党の6分の1。
民意が比例ではこれだけ示されながら、議席に結びつかない現実。
私はかねてより「定数削減をするなら、まず民意を反映できる選挙制度改革を」と思ってきました。しかし制度も定数も見直されないまま総選挙が行われました。
解散のあり方
政権離脱直後、公明党は企業・団体献金の規制強化を国会で訴えました。
その際、高市総理は「そんなことより定数削減」と論点をすり替えました。
そして最終的には「私が総理でよいのか」を争点にした解散。
そこに本当に国民生活の議論はあったのでしょうか。
圧倒的な資金力と情報戦
・動画再生数が数日で1億回超
・20ページのカラー冊子が新聞折込・ポスティング
・投票日当日の新聞全面広告
SNSでもポジティブ動画が大量に拡散され、若年層で支持が急拡大しました。
一方、公明新聞は選挙期間中に「中道」の報道を控えるよう求められたとのこと。紙媒体は不可、電子版は可という解釈。
政党のパンフレットは「自由な政治活動」として配布できる。
しかし機関紙は報道制限。
この解釈に、私は強い違和感を覚えています。
人権・平和政策が置き去りに
選択的夫婦別姓や同性婚制度。
非核三原則の見直し。
武器輸出の拡大。
重要な論点が、十分に議論されないまま選挙が終わりました。
本当はもっと伝えたかったこと
今回、私が本当に深く広めたかったのは次の2つです。
① 食料品の消費税ゼロ(恒久化)
物価対策ではなく、福祉的観点からの恒久ゼロ。
区議として15年、生活相談を受けてきました。
食費に困る方は少なくありません。
衣食住のうち、住には消費税がかかっていません。
最低限の「食」も同様に守る社会は実現可能だと思います。
財源は「ジャパンファンド」。
少なくとも5兆円規模を確保できる可能性があると議論してきました。
② ベーシックサービスの理念
慶應義塾大学・井手栄策教授が提唱する
「ベーシックサービス」。
税の議論とセットで、
教育・医療・福祉などの基礎的サービスを無償化し、
“貯蓄ゼロでも不安ゼロ”の社会をつくる。
私はこの理念に強く共感し、地方議員連盟にも参加しました。
この考え方は、これからの世代、若者にとっても安心の社会像だと思います。
負担と安心の関係
「小負担・高福祉」は持続しません。
しかし、将来不安がなくなるなら、能力に応じて負担を引き受ける社会はあり得る。
大切なのは、
未来像を示すこと。
これから
今回、新党の説明時間は十分ではありませんでした。
しかし、理念と政策には確かな手応えがあります。
「中道改革連合」は、
対立ではなく合意形成、
不安ではなく安心、
分断ではなく希望を掲げる政治勢力です。
比例で1043万人が示してくださった意思を、決して無駄にしません。
安心と希望の「生活者ファースト」の政治を、必ず形にしていきたい。
志を同じくする仲間とともに、前に進みます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも
「公明党のいま」
「中道改革連合のいま」
を、私の目線でお伝えしていきます。
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