5月11日、新庁舎のオープニングイベントが開催されました。

イベントスペース•ナカノバの大きなガラス仕切りが開かれ、西側の広場と一体になった開放的な場所で、
「アール・ブリュット紹介」の講演が行われました。


講師は、社会福祉法人愛成会の小林瑞恵さん(アートディレクター)。

私が13年前からずっと応援してきた「アール・ブリュット」は、「生(き)の芸術」として、中野から世界に発信されてきた、素晴らしい文化芸術の作品です。




作家の多くは、いわゆる障がいのある方ですが、どの作品も、きめ細かく大胆な見事な芸術ばかりです。まさに障がいや、貧富、性別、国籍など、すべてを超えた多様性あふれる個性の輝きをもっています。

中野区には美術館がなく、これまで商店街などで展示されてきましたが、いよいよ常設展示を新庁舎で実現することができました。


新庁舎の1階には、いくつかのアールブリュット作品が飾られています。


その中の一つ、会議室(ミーティングルームA)で、小林瑞恵さんと記念撮影しました。

私の大好きな作品が会議室の壁紙になっています。この作品のテーマは「助け合い」だそうです。

※小林瑞恵さんにインタビューしました。動画編集出来次第、アップいたします。



支えあう温かい社会を作るために、この芸術を通じて、差別や偏見などを超え尊重し合い助け合うことがいかに素晴らしいかを多くの皆様に感じていただきたいと思っています🌸


今日は私にとってもお正月と誕生日がいっぺんにきたような嬉しい日となりました。

常設展示に尽力してくださった皆様に心より感謝申し上げます❗️

↑ 6階の会議室のひとつにも、アール・ブリュットの絵が壁にプリントされています。

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